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お知らせ(2021年1月29日追記)
こちらの記事は以下のURLに引っ越しました。ブックマークの変更をお願い致します。
https://nana-music.com/nanamagazine/interview014/

気になるnanaユーザーさんに突撃インタビュー!!

今月のユーザーピックアップは、島村楽器さん主催の歌うたいコンテスト2018にnana枠として出場し、決勝大会で見事ベスト女性ボーカリスト賞に輝いた「西松由紀穂」さんへのインタビューです!



目次


ピアノ教室〜アイドル活動へ

Yuu、以下Y:はじめまして、nana musicのYuuと申します。本日はよろしくお願いします。

つじイヌ、以下つ:つじイヌです、よろしくお願いします。

西松さん、以下に:よろしくお願いします!

Y:最初にお伺いしたいのですが、nanaはどこで知りましたか?

に:かなり前のことなので、詳しくは覚えていないのですが、確かインターネットの広告でnanaのことは知りました。それで「面白そう!」と思って始めてみた感じですね。

Y:初投稿の曲って覚えていますか?

に:そうですね…思い出せない(笑)

つ:データを見てみると、「貴方の恋人になりたいのです」でしょうか。



に:あ!思い出しました。はい、阿部真央さんの。

Y:投稿されているのが2015年なので、もうnana歴は4年目になるのでしょうか。僕より全然長い!!(笑)nanaを始める前はなにか音楽をされていましたか?

に:保育園のときから小学五年生までピアノを習っていました。もともとピアノをやっていた母の希望があり、私も習い始めたのですが、全然楽譜が読めるようにならなくて…(笑)。

小学五年生で反抗期というのもあったと思うのですが「レッスン行きたくない!」ってなってしまいました。ただその時、ちょうどピアノの先生が歌も教えていたので、ピアノを辞めて歌を習いはいじめることになります。
ピアノの先生が別の教室で歌を教えていたのですが、そこが「ダンス&ボーカル」という、ダンスしながら歌うという教室でした!

つ:三浦大知さんみたいな(笑)

に:そんな感じです(笑)
一回体験レッスンに行ってみたのですが、とても楽しそうだったのでそのまま習い始めることになりました。本格的に歌を歌いたい!と思ったのはその時が初めてだったんじゃないかと思います。
当時AKBとか嵐が人気になってきていた時期なのでそれをカバーして歌ったり踊ったりしていました。

そのあとアイドルっぽいことをしているうちに、だんだんソロでやっていきたいという気持ちが出てきて、そこから歌のレッスンも、グループレッスンから個人レッスンに変えてもらいました。みんなよりうまくなりたい!っていう気持ちが強かったです。

つ:アイドルユニットとして活動をしていたんですか?

に:はい。トゥインクルというユニットを組んでいました。時々奈良のイベントに出演したりしていましたね。

つ:そのグループはプロを目指すようなグループだったのでしょうか

に:いえ、趣味の一つって感じでした。
レッスンの中で作ったユニットだったので、年齢が似たもの同士というか。進学や就職があったので、一年くらいしか活動はできませんでした。

ジャスティンの曲を聴きまくっていた高校時代

Y:西松さんは普段どんな曲を聴かれますか?

に:邦楽も幅広く聴くのですが、高校くらいから洋楽よく聴いています。洋楽好きの友達とであったことがきっかけなのですが、聴くだけでなくカバーでも歌うようにもなりました。

つ:どんなアーティストの楽曲ですか?

に:エド・シーランと、あとはブルーノマーズが好きで聴いています。ハマった直接のきっかけはジャスティン・ビーバーですね。
ジャスティンが好きすぎてジャスティンの曲ばかり聴いていて、私も海外に行ってジャスティンと話せるようになりたい!!と思って、高校生の時は曲を和訳したり英語の勉強をしていましたね(笑)。

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時間が無いときでも自分のペースで活動していけるnana

Y:今の音楽活動についても詳しく聞かせいていただけますか?

に:今四年制大学の栄養科に通っているのですが、なかなか学業と音楽活動の両立が難しくて…正直「活動していると言っていいのかな」という感じです。

Y:僕にも管理栄養士目指している友達がいるのですが、西松さんと同じくかなり忙しそうにしています。

に:そうなんです、四年に入ってからも結構授業が入っているので。月に一回、二ヶ月に一回くらいしか活動できていないです。

つ:nanaの投稿頻度も、2015年は100曲を超えていましたが、近年はだんだん投稿数が下がってきていますね。

に:はい…。この前の島村楽器の企画のときも、本当はコンテストでいい結果が残せなかったら、一回活動に区切りをつけようと思っていたんです。
ただ、はじめてのオリジナル曲で、自分で弾き語ったサウンドで賞をいただいたので、「もっと続けたほうがよいってことなのかな」と思って今は活動しています。ライブに来てくれる方も、普通の大学に行きながら活動をしていることを知ってくれている方が多いです。「自分のペースで活動してくれたらいい」と言ってくださる方もいて、励まされています。

つ:活動っていま具体的にどんなことをされているんですか?

に:今は弾き語りのライブをメインに活動しています。
ただ、やはり頻度は多くて月に一回程度ですね。なので、ライブの時間を作らなくても、いつでも誰もが聴けるというメリットがあるので、nanaを続けているというのはありますね。
あとライブの頻度が減ると、歌の練習時間もどうしても減ってしまうので、nanaにアップすることを歌の練習のモチベにもつなげています。

つ:投稿数が減り始めた2016年以降、nanaで録音するのはどんなモチベーションのときなのでしょうか。

に:ギター弾きたくないと思っているときはnanaをしています。あとは、だれかの伴奏で歌いたいと思ったときでしょうか。たまに「歌だけ歌いたい」と思うときがあるんです。

つ:伴奏たくさんありますもんね。

に:他のSNSに投稿するときは基本的に自分で伴奏を弾かないといけないんですけど、大学で忙しくて弾き語りの練習ができないときも、nanaを使えば気軽に歌だけ練習できるので助かっています!

恒例の質問「歌う場所問題について」

つ:西松さんはnanaをどこで録音していますか?

に:一軒家なので、自分の部屋で歌っています。

つ:結構nanaの方は歌う場所で苦労されていたりするのですが、西松さんはどうでしょうか。

に:家族みんな音楽好きなので、特に気にしたことはないですね。妹も軽音部ですし、誰かが歌っててうるさいみたいに言われたことないです。
でも一回、近所の人から苦情が来たことがあります。夜にライブの練習で楽器を弾いていた時があって、そのときは注意されました(^^;)。

sing sing singについて

西松さんは、TBS系のオーディション番組「Sing!Sing!Sing! 2ndシーズン」で決勝まで進出されています。下の動画はSing!Sing!Sing!の公式YouTubeで紹介されている西松さんのダイジェストと決勝の模様です。






Y:どのような経緯でオーディションに応募されたのでしょうか。

に:もともとオーディションには興味があったので、それで応募した感じですね。事務所にも所属していないので、本当に個人で出した形です。応募の形式も、動画に撮ってそれを提出するものだったので、気軽にできました。

Y:動画ですか!?

に:はい。確か1分半くらいだったと思うんですけど、歌っている姿を動画に収めて、それを提出する形のオーディションでした。

つ:歌の先生の後押しなどがあったのですか?

に:いえ、むしろ逆です(笑)。受かるかわからないので、歌の先生には黙って応募しました。「受かったら相談しよう」みたいな感じですね。

Y:番組では3曲歌われていますよね?

に:はい。「家族になろうよ」「あったかいんだから」「フライデーチャイナタウン」ですね。

Y:それぞれどのような理由で選ばれているのでしょうか。

に:家族になろうよは、私が家族が9人の大家族だったで、プロデューサーの坂本先生が、候補を上げてくれた曲のうちの一つでした。その時番組的にも、大家族の女子高生シンガーという推し方をしてくれていたので、そのような選曲になりました。あとは、曲決めの際に実際に歌ってみて、かなりしっくり来たというのもあります。情景が浮かぶといいますか。あったかいんだからは、ちょっとウケ狙いの要素が強いですね。当時流行っていたというのもあって、歌った感じになります。

つ:フライデーチャイナタウンはどうして選曲されたのでしょうか。あの曲は僕が懐かしく思うくらい昔の曲なので。

に:ダンスアンドボーカルのレッスンをしていた時に、課題曲で歌ったことがあったからです。レッスンの中で、昭和の曲を使っての歌の練習があったので、それで覚えました。
その時は、松田聖子ちゃんだったり、ピンクレディーだったり、色々なアーティストの曲を歌っていたのですが。

つ:でもたくさんの曲の中からどうして「フライデーチャイナタウン」なんだろうなとは思っいたのですが。

に:二次審査を受ける時に、他の人と被らない選曲をしたかったんです。そんなときに、この曲はピッタリだなと思ったので、選曲した感じです。

つ:なるほど(笑)。

に:あの曲はオーディションの二次審査で歌った曲なのですが、プロデューサーさんの印象に残ったようで、「全国の人にこの歌を届けようよ!」と強く推してくれて、決勝で歌うことになりました。結構sing sing singを観ていた方は、フライデーチャイナタウンのイメージが強いみたいで、ありがたいことに、イベントで私の音源を使っていいですか?と言ってくれることがあります。

つ:かなりマニアックなのですが、僕らの世代からしたら、この曲を歌われたら「おおっ」って思ってしまうと思います。本当にいい選曲だと思います。

Y:お茶の間にも受け入れられやすい選曲と言えるのかもしれないですね!

に:そうですね。Twitterとかでも、その後もフライデーチャイナタウンをもう一回歌ってほしいという要望が多かったりして。

つ:みんな知らないですけど、一度聞いたら「いい!」って思いますもんね。

に:ただこの曲、nanaには伴奏が上がっていないんですよね(笑)。

Y:伴奏者さん!どなたかお願いします!!(笑)

一同:(笑)

島村楽器、歌うたいコンテストでベスト女性ボーカリスト賞!

Y:西松さんは島村楽器さんの歌うたいコンテスト2018でベスト女性ボーカリスト賞に輝いていらっしゃいますが、コンテスト自体はどこでしりましたか?

に:私の友達が応募していたので、それで知りました。
友達が受けていたのはnanaを使ってではなくて、島村楽器のお店に行って直接オーディションを受けるという形式のものでした。私は大学で忙しくて、なかなか参加する時間を作れなかったのですが、コンテストにnana枠があるということを知ったので、それで参加した形になります。

Y:歌うたいコンテスト2018 in nanaでは「おばあちゃんの歌」というサウンドで応募されていますが、この曲の詳細について教えてください


に:「おばあちゃんの歌」は私が高校生の時に作った曲です。

父方の祖母が私の名前を付けてくれたのですが、よく父親から「生まれる前、おばあちゃん和服着て、夜中まで辞書を開きながら名前を考えてくれていたんだよ」と聞かされていました。祖母は私が物心つく頃にはなくなってしまったのですが。歌詞の最初にも書いた通り、その話をお父さんが何回も言ってくるので、それで一回、おばあちゃんをテーマに曲を作ってみようと思ったんです。
当時はオリジナル曲を作り始めたばかりで、曲作りの題材には結構苦労していたのですが、そこでお父さんが「テーマが無いんだったら、おばあちゃんを題材に曲を作ってあげたらええやん」と言ってくれたのがきっかけで、書き始めることになりました。誰かに向けて曲を作るというのを、初めて真剣に考えた曲でもありますね。

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Y:それだと、尚更この曲で優勝というのは、感慨深いものがありますね。

に:はい、めちゃくちゃびっくりしました(笑)。

つ:今回このコンテストにこの曲を出そうと思った理由はあるのでしょうか。カバーの楽曲でも応募可能でしたよね。

に:新たな挑戦の意味合いが強いです。今まで受けてきたオーディションは、すべて既存の楽曲のカバーだったんですけど、「オリジナルの曲でコンテストに臨みたい」という思いがあったので、この選曲になりました。弾き語りを初めて4年になるので、そろそろチャレンジをしてみようかなと。

オリジナル曲の中で、おばあちゃんの歌を選んだ理由は、自分のオリジナル曲の中で一番感情が入りやすい曲だったからです。私がおばあちゃん子だったというのも影響してると思います。

つ:曲の題材になっているおばあちゃんとは、一緒にいた時間はあまりなかったのでしょうか。

に:はい。私が三歳の時に亡くなってしまったので。母方のおばあちゃんは今でも元気で、子供の頃はよく一緒に過ごしました。ただ、それも重なってしまうところがあるんですよね。将来もうちょっとしたら、そうなっていくのかなと。寝たきりになったりとか。それを想像したら、私もライブ中うるっとしてしまったりします。そういった意味でも感情が入りやすいのかなと思います。

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nanaで印象深いエピソード

Y:ご自身がnanaに投稿したサウンドの中で印象に残っているものや、それにまつわるエピソードについて教えてください。

に:MISIAさんの「逢いたくていま」を歌った時でしょうか。張り上げないと出ない部分があるのですが、マイクが近すぎると音割れしてしまうので、とても苦労して録音をしたのを覚えています。逆に設定でマイクの音量を落とすと、今度は普通に歌った部分が隠れてしまうんですよね。なので、張り上げるところはマイクを離して、それ以外の部分は普通の距離で歌うというような工夫をしていました。これがなかなか大変で、試行錯誤していたことが記憶に残っています(笑)。

理想とするアーティスト像

Y:西松さんの理想とするアーティスト像というのは、どんなものなのでしょうか。

に:私の理想としているのは、武道館とか大きなステージで歌うというのではなくて、純粋に音楽が好きな人に歌を届けたいというものです。
アイドル性とかではなくて、自分の各曲や歌声を好きになってくれる人に届けないなと思っています。nanaを投稿していても、「歌声を聴いて癒やされました」とコメントで言われた時「歌うのを辞めなくてよかった」と強く思いました。大学が忙しくなって、音楽活動続けられるのか不安になったときも、そういうコメントを見たら「もう少し歌ってみようかな」という気持ちになりましたし、今の活動が続けられている理由に繋がるのかもしれません。

SNSは場所を超えて「音楽の輪」を広げる手段の一つ

Y:今後どのような音楽活動をしていきたいですか?

に:いま大学に行っているので、人並みのライブ活動ができているのか不安はありつつも、音楽活動は自分のペースで続けているという感じなんですけど…。音楽は、死ぬまではやり続けたいとは思っていますし、歌でなくても音楽に携わることは今後もしていきたいと考えています。今の目標は、海外のライブで歌うことです。ワンマンとかではなくて、小さなライブハウスで対バンとかで全然いいんですけど。洋楽と出会ってから、海外で歌いたいという思いが日に日に強くなっているんです。洋楽を聴くことで、歌い方も変わりましたし、表現の幅も広がりました。nanaやそれ以外のSNSにも音楽を投稿しているのですが、実は海外の方のコメントがとても多いんです。

Y:どの国の方のコメントが多いですか?

に:私のサウンドですと、インドネシアの方のコメントがすごく多いです!

高校生の時にYouTubeで「上を向いて歩こう」を歌ったのですが、インドネシアの方からとても多くのコメントをいただきました。nanaももう少し洋楽を重点的に歌っていこうかなと最近思っています。SNSだったら、海外の人が日本に来たり、逆に自分が赴いたり…そういうことをせずに音楽を聴いてもらえるので、こうした活動もより充実させていきたいです。その延長線として、今度は海外の方に直接歌を聴いてもらえるライブをしてみたいですね。国内だけでなく海外も視野に、リアルとSNSの両輪で音楽の輪を広げていけたらと思っています。

西松さんのオススメのユーザーとサウンド

最後に西松さんにオススメのユーザーさんとその中から一曲ピックアップして頂きました。

▼コメント:好きなアーティストさんは"るい"さんというギタリストさんです。中でもおかえりの伴奏が好きです(^^)
おかえり/るいさん+西松由紀穂さん
Gt : るいさん / Ch : 西松由紀穂さん / Vo : 西松由紀穂さん






今回は島村楽器さん主催のうた歌いコンテストで「スマホでつながる音楽コラボアプリ【nana】代表」として出場し、決勝大会で「ベスト女性ボーカリスト賞」を受賞した西松由紀穂さんにお話を伺いました。

そんな彼女のTVのオーディション番組への出場のお話、学業が忙しく音楽活動の時間がなかなか取れないお話、区切りをつけようと思って応募したコンテストでオリジナルを披露し、見事賞を獲得したお話。まだ大学生でこんなにたくさんの経験をされている方とは思いませんでした。これからも時間ができたら音楽活動を続けて欲しいと思います。

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